6.あやちゃん

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あやちゃん 「何で? 何かしてたの…?」 「分からないよ。ただその男の人が立ってんだよ… 今もまだいるよ。ずっと…ずっと下を向いたままね」 俺は目撃した 内容を全てあやちゃんに 話した…。 当然、あやちゃんの 表情は話を聞く前とは 明らかに違っていた。 あやちゃん 「今もその男の人、 山登り場にいるんで しょ…?」 そう男に聞いてきた。 「うん、まだいるよ…」 あやちゃん 「怖いけど…何か気になる…ねぇ、ちょっと見てみようかな…」 あやちゃんは そう言い窓のほうへと 近づいていく… 俺もすぐに あやちゃんの後を 追う。 そして、 二人で山登り場を 見上げた…。
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