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-飯屋-
『スイマセンでしたっ!』
フェイクと食い逃げ犯の2人で飯屋のオバサンの所にいた
食い逃げ犯の青年はオバサンに土下座、それをつまらなさそうに見るフェイク
「まったく…あとで代金を払うなら言えばよかったのに」
「…話しを聞かずに包丁を…」
オバサンはそれを聞いて豪快に笑った
「細かいことは気にしなさんな!
それで?代金を払いな」
「あ、あの…代金はまだ用意できてません…」
とても申し訳なさそうに呟いた
それを聞いたオバサンの表情は瞬く間に変わった
「アンタいままで何してたんだい!?」
「…そこの人に追われてました…」
震えながらフェイクを指指した
オバサンは溜め息をついたあと、フェイクに向かって言った
「仕方ないからアンタが代わりに払ってくれないかい?」
『なっ…なんだって俺が…!』
「頼む!!必ず返すから」
驚くフェイクにすがり付く青年
その光景に一般人の視線が集まる
それがイヤになったフェイクは…
『あ~、もうわかったから黙れ!』
折れた
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