凄腕?チキン?

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-馬車- クエストを終えて帰りの馬車内、ガタガタ揺れながら青年はバラバラの銃のネジを締めていた 「お客さん、そりゃなんだい?」 運転手がチラっと後ろを見て言った 『これかい?ヘビィボウガンだぜ?知らないのか?』 「そんな大きなのは初めてだよ」 青年はハハッと愉快そうに笑った 『そりゃそうさな …おっと、そろそろ降ろしてくれ』 「えっ?まだギルドじゃ…」 『街を見たくてね、武器の調整も必要だしなァ…別の入り口から入るさ』 荷物整理する青年に対して運転手は、そうかいと言って馬車を停めた 「キミはおもしろいな…宜しければ名前を教えてくれないかい?」 『俺かい?俺は…フェイクってんだ、また頼むよ』 巨大な銃を背負い、青年は人混みに消えた
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