再会

3/4
前へ
/45ページ
次へ
          「…おかえり。」           昔とは違っても優しく、 でも…どこか寂しい笑顔だった。           「これから、生涯、王女に仕えてまいります。」           「…期待しているわ。」           レンは変わってしまった王女の姿を見て、 この一生を王女に捧げると決めた。   それと同時に二度と悲しい思いをさせないと。     そう、たとえ世界中の全ての人が王女の敵になろうとも…。   自分の一生を王女リンに…。        
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

189人が本棚に入れています
本棚に追加