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「…おかえり。」
昔とは違っても優しく、
でも…どこか寂しい笑顔だった。
「これから、生涯、王女に仕えてまいります。」
「…期待しているわ。」
レンは変わってしまった王女の姿を見て、
この一生を王女に捧げると決めた。
それと同時に二度と悲しい思いをさせないと。
そう、たとえ世界中の全ての人が王女の敵になろうとも…。
自分の一生を王女リンに…。
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