189人が本棚に入れています
本棚に追加
王女は青の国の王子にご執心だった。
しかし、王子はあの街娘に一目惚れ。
レンは王女を馬車に乗せ急いで城へ戻った。
城に戻っても王女の機嫌は戻るはずも無く。
嫉妬に狂い。
部屋にある物を次々に
投げつけ。
破り捨て。
破壊していった。
そしてついには疲れ果て、
その場で座り込む。
そうしてレンに静かな声でこう言った。
「レン…。緑の女を、
国を…滅ぼしなさい…。」
っと…。
その言葉にもレンは…。
「…かしこまりました。王女様。」
そう言って従う。
…従うしかなかった。
最初のコメントを投稿しよう!