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「いいんだよ………嫉妬もさ、『愛』あってこその物なんだ。汚くなんかないんだぞ………?」
「………っ………////」
「独占欲………は、申し訳ないが、あんまり満たしてやる事は出来ない………いろんな女の子にちょっかいかけてるからなw俺」
で、ことごとく口説き落とす。
「でも、嫉妬はしてもいいんだよ………好きなだけヤキモチ妬いてくれ。好きなだけ拗ねてくれ。好きなだけ、寂しがってくれ………俺は、その度に、全力でお前を愛してやるから………な?」
「っ………シュウさぁん………!////」
「………っ////」
うっわ………超可愛いんだけどコイツ………
普段大人っぽく振る舞っている所為か、年相応の反応がとても可愛いらしい。
「………お前は、我慢しすぎなんだ………もっと甘えろ。俺達の関係は何だ?」
「………主従関係………って言ったら、シュウさんは、怒りますよね………////」
「うん………なんだ、わかってんじゃないかwお前、ちゃんと、俺の事わかってるんだから………俺が、どれだけお前の事愛してるか。大切にしてるか………わかるだろ?」
「………は、ぃ………////」
抱き締められた腕の中で、もじもじと身動ぎする神流。
あぁもう、可愛いなぁ。
「………神流。ちょっと左手貸せ」
「? ////」
おずおずと出される左手に、ひとつの指輪を。
「ユニと同じの。賢者の石の指輪………まぁ、結婚指輪………プロポーズだとでも思っててくれ」
「っ………そんな………!////」
「励那にも、まだ渡してないんだ………自慢していいぞ?」
「ゎ、私!そんなつもりじゃなくて………!////」
「勿論。お前に情けを掛けたとか、そんなんじゃない。ただ、好きな人に、ずっと一緒に居てください。ってお願いしてるだけ」
「………わた、私………!////」
「あーもう………顔、涙でぐしゃぐしゃ………だらしないなぁ………」
言いながら、神流の涙を舐め取る。
「ん。甘露甘露」
へんたいだー。
「シュウさん………私………////」
「うん………何だ?」
「私、シュウさんと居たい………私、シュウさんと、ずっと、ずっと、一緒にっ………!////」
「………お前の、意思なんだな………?永遠は、それ故に、辛い事もある………だから、俺は誰かに向かって「天使になれ」だなんて言えない………だから、お前が選べ。お前が決めろ」
「………私………私っ………!////」
「いますよー」
ユニさん不憫!
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