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「………大丈夫かー」
「「かろうじてぇ~………////」」
増えた。
「神様ベッド占領されてマジ肩身狭い」
何故自分のベッドで休ませないのか。
いやまぁ、俺のベッドが一番良いベッドだからなんだけどな?
「………うむ………まぁ。善哉善哉。頑張れ二人とも。天使になる為にー」
その先には確かな永遠があるワケで。
俺との、永遠の愛とか命に魅力を感じる事が出来るならば、それはきっと、このうえなく素晴らしい物なのだろう。
「「ゔ~………////」」
感じれた人達。
「………喜べよ。今の俺は、お前らの事がこの上無く愛しいんだ………光栄なんだぞ?」
「「………はぃ………////」」
「………お前らのおかげで、俺はまた、それだけ神威を使う事が出来る………世界を、ミウとヒナを、助ける事が出来る………ありがとうな?」
「シュウさん………////」
顔が赤いのは熱だからです。念のため。
「お礼を言いたいのはこっちの方ですよ………////」
「お礼言う暇があったらさっさと治せ。以上」
身も蓋もロマンも何もねぇな。
「「………はいっ………♪////」」
「………さーて、んじゃ。俺はユニのご機嫌取りでもしてくるかぁー………」
全力で笑『顔』。
だが、『笑顔』では無い。
「………いや、別に。賛成なんだけど、天使が増える事については………」
「………ありっ?」
今日のユニさんはメガネ&髪上げ+Yシャツにジーンズ。
………良い。
「………別にさ、シュウが、皆に対して愛があるなら………私はいいんだよ?許せないのは、愛が無いのに甘い言葉を吐いて、虚実の愛で信頼を得る事………わかる?」
「………ん」
「シュウがちゃんと、愛し、愛されているのなら、何してもいいと思うよ。私は」
「………うす」
許可いただきました?
「………それに、なんかすごく嬉しそうだしね。シュウ」
む。バレた。
「………天使になるかどうかを決めるのはさ。論理的思考じゃダメなんだ」
「?」
「なにせ永遠だ。話が大きすぎて。良し悪しの計算が出来なくなるからな………だから、天使になるか決めるのは、本心。本能。純粋な気持ちになる」
「………あー」
「その結果がコレだ。お前もアイツらも、ただ俺を愛して、永遠を生きる決心をした………」
「………うん」
「………男として、これ程嬉しい事はねぇよ。どれだけ生きても………」
ホントに。
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