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「神流さん励那さん天使化おめでとう&緋沙直兎内定おめでとう&皆これから頑張るぞ記念!」
「やってまいりました!」
テンション高い神様&ユニ。
青い空。
青い海。
白い砂浜。
あと、美人。
「「海だー!!」」
バカンスに来ました。
「「寒いわぼけー!!」」
「そりゃ冬ですからねぇ………」
「違うんだよう!違うんだよう!俺はもっと、こう、水着美女をですね!?」
「海の家ー!海水浴ー!スイカ割りー!////」
ユニの嘆きはかわいいなぁ。
それに対して………
「うぅ………励那ぁ………世界が俺に冷たい………////」
「冷たいのは海ですけどね………」
誰がうまい事言えと。
「温泉旅館に宿泊する事になっているので、なんでしたら温泉で水着とか………」
「そんな事してなんになる!?////」
「「「………えーと………」」」
お祝いされるべき三人はガン無視。
「………いや、待てよ………?神威を使えばここら一帯を常夏にする程度………」
「! それだ!火炎放射機持ってくる!」
「「「ダメーっ!!////」」」
ダメだそうです。
「はいそんなワケでー」
場所は変わって旅館の一室。
広い。広いぞ。
「久々の畳部屋に若干テンション上がり気味の神様ですがー………緋沙。あと天使諸君。俺があげた指輪はつけてくれてるかしら?」
「ぁ………はい」
「ちゃんとつけてますよー」
「もらってからは毎日欠かさずに、左手の薬指にはめてます」
「ユニさん」
「もちろん常備よー」
「ん。ならお前ら、ソレ絶対に外すなよ?あと『笑ったらだいぶビリッとくるから』そこんとこよろしく」
「「「な゙っ!?////」」」
「?」
ただ一人わかってない緋沙。
「ではスタートです」
「ちょ、待っ、だめ、え、ヤダ、待ってくださ、待って………待ってええええ!!////」
「じ………じょーだんですってば………あはは………あはははは………」
ナイフやら包丁やらNATO弾やらがいっぱい飛んできた。
順に、神流、励那、ユニ。
後ろの壁にしこたま刺さってらっしゃる。
「ッ!~ッ!////」
俺を守ろうとする緋沙。
「な、なななっ………いきなりなにするんですかぁっ!////」
「緋沙さんは知らないんです………あの地獄のような出来事を………!」
「地獄だなんて、そんな………皆笑ってたじゃないの」
「笑いにリスクがある事自体おかしいんですっ!////」
それもそうね。
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