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「あはははw」
けらけらと笑う緋沙。
「あー………こうやって見ると、確かに面白いですなぁ………」
「二度とやりたくは無いけどねー………」
苦笑いしながらビデオを見る菫奈と励那。
ビデオ録っといて良かった。
「儚、よく鞄の中に入ったよねー」
「………案外、簡単」
香留菜と儚。
「へー………で、癒治は何してんの?」
「………宿題だよ。この歳で………神様からのな」
「ふーん………………ぅゎ、ミミズ文字………」
「大半は文字じゃない。魔術と機械の相互回路を図に表した物だ」
「???」
わかるワケ無いわな。
で、問題を出した神様は。
「………すげー、意外」
「まぁ、職が職ですので、多少は………」
志那とチャンバラしてた。
「お前………俺の訓練無しでここまで………」
ちょっと前までの神那並だぞ。
「あくまで神那はパイロットとして直兎になったんですしね………元々、生身での戦闘は私の方が強かったんですよ?」
「だろうな、この実力だと………あーもーうっとーしー!手数多いぞお前!」
「忍者が一撃必中とは限りませんて」
忍者刀とクナイで怒涛の連撃。
「ただ、私の魔法はあんまり派手な物じゃないですからね。あくまで、この身ひとつでの戦いのプロ。ってだけですよ?それに、シュウ様はそんな私を足だけで………」
「両足使わせてるんだから上等。どうだ?お前、神那と神流の教師役にならんか?」
「私の仕事はシュウ様の隠密。シュウ様から離れるワケにはいきませんて」
「んー………なら、俺が監視役として近くに居れば?」
「まぁ、考えなくはないですけど………」
「なら頼む。俺も最近、色々と入り用になってきたからなぁ………」
癒治に出した宿題もその一部。
「だったら、私は魔法でも習おっかなー………」
「………あー………なぁ、志那?」
「はい?」
「………転職、考えないか?」
「………直兎を!?」
「いやいや、隠密をだよ」
「………やめて………どうなるんです?」
「正直、俺に護衛が必要だと思うか?」
「………ぜんぜん」
超強いし。
「だろ?」
「………となると?」
「神那はパイロット業に集中。で、お前は騎士として働け」
「………騎士………?」
隠密から一転、一気に表舞台に。
「ほら、神那って剣術指導とかやってんじゃん?学校で………」
「あー………確かに、兼任してますねぇ………」
「それを、お前に頼みたい」
「………私が………」
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