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「てっめぇ…!今日こそ決着つけてやる!此処が今日からてめぇの墓だ!」
白い羽、いや、翼を持つ青年が叫ぶ。
風に遊ぶ金色の長い髪が陽の光を反射してキラキラと輝き、その前髪は時折彼の深い蒼の瞳を隠した。
そして、彼-名をレニウムという-の叫びに応えたのは、黒の翼を持つ青年。
彼はクク、と小さく喉の奥で笑い、その金の瞳を楽しげに眇めた。
「俺の墓、だ?上等じゃねぇか。俺を殺れるもんならやってみな。」
ばさり、と彼が翼を羽ばたかせる度に、バチバチと周囲に電気が走った。
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