心の風
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思いはいつも心の隙間を補うかのように 寒空の下、ざわめき出した人々の隙間を縫うように 僕の指をかすめてゆく 掴むことも 触れることも 僕の意識では出来ない いつも突然訪れ いつも突然消えてしまう 穏やかな風が吹けば 心ゆらぎ 寒さに痛むときには 気が付けば頬を一粒…二粒… また今日も僕や君のまわりを幾度となく流れていく
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