この季節はやたら花粉が舞っている

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何だかんだあって私達三人は無事学校に辿り着くことが出来た。 すごい注目されてたけどね・・・ 因みに私にぶつかった人はちゃんと謝ってくれた。 なんでも目覚ましが壊れて寝坊したらしい。 いつも何時に起きてるのか気になったが・・必死で誤るその人を見て、遅刻しそうなんでは? と思わず突っ込みそうになった・・ 「じゃあ僕はこれで・・・後、これからは気を付けてくださいね」 さり際に先生が手を上げた時に見えてしまった。 「先生・・・その腕・・」 影になっていて気付かなかったが、服が破けていて露出した肌からは赤い血がでていた。 「あぁ、きっとあの時切ったんでしょうね、大丈夫! これぐらい自分で「だめです!!私にやらせてください!!」 自分でも驚いたが私は先生の言葉をさえぎっていた。 だって・・・このままじゃ助けられっぱなしじゃない! 「お願いします・・せめて傷の手当てぐらいさせてください・・・」 「いや、でも遅刻しちゃいますよ? これぐらい自分で「じゃあ私先教室行って先生に説明してくるね!!」 今度は間髪居れず佳織が言い、去っていった。 何かだんだん先生が可哀相になってきた・・・
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