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私は今保健室で先生の手を治療している。
傷は何かで切ったんだろうがチョット深かったので、一応包帯を巻いている。
「なんかすいませんね・・・傷の手当てまでしてもっらて。」
申し訳なさそうに笑っている。
「そんな事無いです!危ない所を助けてもらったんですから・・本当にありがとうございました。」
そう・・・・先生は身を挺して私を助けてくれたのだ。
下手をすれば自分も危なかったのに・・・
「あまり気にしないで下さいね、冬月さんに怪我無くて良かったですよ。」
そう言って私の頭をなでている。
ヤバイ!!メッチャ気持ちいいんですけど!?
でも・・・は、恥ずかしい!
なんかやたらドキドキするし
多少クラクラするのは消毒液のニオイのせいだと思いたい。
でもこの時間がとても心地よくて、つい包帯を巻く速度が遅くなる。
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