保健室の消毒液のニオイは半端じゃない

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「はい!これで一先ず大丈夫ですね!」 楽しい時間はそう長くは続かない・・・終わらない祭りは無いとはよく言ったものだ。 「ええ、ありがとう御座います。」 先生が調子を確かめるように腕を回している。 「所でその破れた服・・・もし良ければ私に治させてくれませんか?」 「いやいや、そこまでさせる訳には、この位自分で治せますしね。 こう見えて結構とくいなんですよ。」 と、胸を張って得意げに言う先生はとてもかわいらしかった。 「でも私のせいで「自分のせいだなんて思わないで下さい・・・なんか助けた僕が憂鬱なりますよ。」 先生は苦笑いをしながらまた私の頭を撫でる。 「あ!ご・・ごめんなさい」 なんかこの人の前だとどんどん自分が弱くなってる気がする。 「ほらほら、そう俯かない! カワイイ顔が台無しですよ!」 「か!カワイイ!?私が!?」 つい声に出してしまった・・・ だって・・変なこと言うんだもん・・・ 「ええ、カワイイと思いますけどね~フフフ」 凄く面白そうなものを見るように笑う先生・・・絶対遊んでるな・・・
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