保健室の消毒液のニオイは半端じゃない

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「で?話したい事って何?」 お弁当を片手に優しく微笑んでいる。 普通にしてるとすごい美人なんだけどね・・ おっと失言ね。 「うん・・先生の事なんだけど・・・色々調べてくれたのは凄く嬉しいんだけど・・ まだ私自身好き?って聞かれたらまだ解らないだ」 「・・・先生の事気にならないの?」 「ううん・・すごく気になる・・なんか先生の事考えると・・今までにない感情が沸いてくるの・・・・ 胸が苦しくなるような・・。」 胸に手を当てて俯いている私に、佳織がっそっと手を置いた。 「世間一般ではね? それを恋の病って言うんだけど、まあ美尋は今までそんな状態になったこと無いもんね・・・・ 大丈夫!時間はたっぷりあるんだから、あせること無いよ。 これから触れ合ってる内に確信に変わるかもしれないしね! もちろんその時は全力でサポートするよ」 ありがとう・・・ やっぱり佳織にいってよかった・・・ いつでも私が悩んでいた時は力を貸してくれた・・・ ホントの親友だよ・・ 照れくさいから絶対言わないけどね(笑)
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