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「ハア、ハア、・・やっぱり」
木の上にはとても可愛い白い猫が居た。
恐怖からか、小さい体が小刻みに震えている。
「ちょっと美尋!いきなりどうしたのよ!?」
後ろから佳織が走ってきた。
「ほら猫よ、きっと登ったわ良いけど降りられなくなったってアレ。
まだ子猫だしね」
「大変!早く誰か呼んで、て美尋!!」
もうすでに美尋は木に登り始めていた。
「危ないよ美尋!」
「大丈夫だよ、私木登り得意だし」
「そういう問題じゃない!!」
下では佳織が心配そうな顔をしながら怒鳴っている。
「だってこの木かなり大きいし、早く助けないと危ないよ!」
そうこの木はかなりでかい。
大体校舎三階位に近い・・・
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