恋のカタチ

椚 宗助（くぬぎ そうすけ）

「・・・・・帰ってきたんだな俺・・・・・きっと、逢えるよな」

―――職員室

「お！椚やっと到着か！」

この大柄で無精ヒゲをはやした人が俺を推薦した先生

寺門　勇治(てらかど　ゆうじ)
先生、ちなみに野球部の顧問

「すみません、引越しの関係で来るのが遅くなりまして」

「はっはっはっは！！
細かいことは気にするな！
とりあえず・・・ようこそ！
雛菊高校へ！

まあ詳しい話は後で取りあえず校長に挨拶に行くか」

俺は先生と校長室に向かった。

向う途中の廊下は放課後なのでとても静かだった。

廊下の所々にはガラス張りのケースがあり、中には色んなトロフィーが飾ってある。

もちろん俺も入る野球部の物もかなりある。

俺もがんばらないとな。