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???「あの~私の顔に何か付いてますか?」
は!?
わたしはずっと彼の顔を覗き込んだままっだった。
美尋「あ、あの・・だいじょうぶですか?怪我とかありませんか」
???「ああ、全然大丈夫ですよ。
何時ものことですから。」
いつもってあなた・・てかコンクリに顔面強打して何故鼻血もでてないんだろう・・・
???「いやぁ~僕ってすごくおっちょこちょいなんですよ、心配して下さったみたいでありがとう御座います。
?・・おやおや?」
急に彼が顔を近ずけてきた。
や・・やば!?ちかい!
あと数センチで口が重なる超零距離で彼がニッコリ笑った。
黒木「見かけない顔だと思ったら君達新入生か!始めまして僕はこの学校の保健医をやってる黒木 真司(くろき しんじ)って言います。ヨロシク」
子供みたいな笑顔だなぁ~
てか手!いきなり手握ってるし!?
気付くと彼は私の手を握っていた・・・てか握手か、何過剰に反応してんだろうわたし・・・
美尋「あ・・私冬月美尋です・・・」
佳織「私は清水佳織です。よろしくね!先生」
いつの間にか隣に居た佳織が挨拶している。
全く気配を感じなかった・・・あんたは忍者か!?
てバカな突っ込みが考え付く辺り正常みたいだ。
じゃあなんだろ・・・やけに胸が熱い。
それに・・若干鼓動が早いような・・・
黒木「おやぁ、冬月さん顔が赤いですよ?大丈夫ですか?」
美尋「え!?だ、大丈夫です!これは持病の赤面病でして・・・」
どんな持病だよ!?
なにてんぱってるんだろ私・・・うぅ・・
黒木「そうですか、それは大変ですね。」
うぉい!?あんたもすんなり信じるなよ!?
黒木「まあ何かありましたらすぐ保健室に来てくださいね。
何も無くてもたまに遊びに来てください、それじゃあ」
そういって先生は爽やかに校内入っていった。
やっと嵐が去ったと思ったら佳織がニヤニヤしながらコッチを見ている。
うぅ、嫌な予感・・・
佳織「フフフ私そんな持病知らなかったけどな、あぁすごくかっこよかったもんね先生、そうかそうか、美尋ちゃんにも等々この時が!
でも初恋が先生ってのわどう「さぁ~張り切って勉強しますか!!」
佳織「ほぇ?今日は入学式だけじゃ・・は!?
まってよ美尋!!置いてくな!!」
慌てながら後ろから佳織が走ってきているが、私はダッシュで逃げた!
こう言う時のあんたはめんどくさいのよ!
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