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佳織「美尋~早くしないと学校遅刻しちゃうよ~?」
家まで迎えに来てくれた佳織が笑顔でせかしている。
朝から元気やね・・あんたは・・・
美尋「ごめんごめん、朝は苦手な上に昨日よく眠れなくてさ。」
佳織「お!あれでしょ?黒木先生のこと考えて眠れなかったんでしょう?
うんわかるぞ美尋のことは何でも!!みなまで言うな!」
いや何にも言うつもり無いし
てかなんて良い顔を・・
そんなに嬉しいか!?
確かに昨日は先生の事を考えてた・・たいした会話もかわしてない・・でも今までに無い経験・・・あの胸の高鳴りは何なんだろう・・・
私のこれまでの人生の中で、男の人の前であせった事は無い・・今まで会った人たちとどこか違う、不思議な人・・・・
でもこの気持ちが恋と問われても・・私にはわからなかった。
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