空き地の隣り

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僕はいつものように遅刻せずに学校に着いた。 教室に入るとまたみんなは読書に夢中になっていた。 話声一つも聞こえない… …………が…………… そんな中一人だけみんなとは論外なやつが僕の所に近付いてきた。 『広樹~~!!』 広樹『ん?…なんだ大地か……』 コイツの名は壁神 大地(かべがみ だいち) 高校二年になって友達になったたがいつもコイツに優先されてかなりムカつくがたまにいい奴でもある… 『なんだ?俺になんか用か』 『うん、あのさ学校終わったら本屋に行かない?』 why…?そりゃまたいきなりなぜ? 『なんでだ?俺は本屋に行く理由がないぞ』 『いや~実は新しくでたマンガを買いたいんだけど家の近くの本屋にはまだ売ってないんだ~』 『それで…?何故俺を誘う?』 『だって暇そうなんだもん広樹』 『いや、残念ながら俺はお前に付き合うほど暇じゃない。オマエ一人で行け』 手で大地に向けてシッシッとした。 第一そんなダルいことやってられるかってんだ
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