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混合戦の一回戦が終わってから数時間が経った頃、ゼロ達は控え室で疲れた体を休めていた。
いつもなら煩いくらいに喋り散らしているシンも、何かを考え込んでいて無口になっている。
そんな空気に耐えきれなくなったメルが口を開く。
「ああもう!!試合に勝ったのに……何でこんなにも重苦しい雰囲気なのよ!!」
しかしメルの言葉に答える者はいない。
全員、分かってはいるが話す気になれないでいるのだ。
※ゼロとレビィはこの雰囲気に飲み込まれて沈んでいる。
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