‡優勝候補‡

12/55
前へ
/700ページ
次へ
そのメルの言葉にキョトンとした表情で固まる五人。 「いつの間に……ハッ!!あの時か!!」 レビィは自分で疑問を出して、自分で解決している。 そんなレビィの思考を読み取ったメルが頷いて肯定する。 「だから……クリスは私の獲物よ」 その時、メルがゼロ達を睨む目つきは腹を空かせた獰猛な肉食獣のそれに酷似していて、ゼロ達はコクコクと頷く事しか許されなかった。 そして相手チームの事をよく知らないゼロ達は『出たい時に出たい人が出る』という事で合意する。
/700ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12052人が本棚に入れています
本棚に追加