‡Prologue‡

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今シルフィーナはギルドの依頼に行っていていない。 だからカインがゼロとメルを独り占めしている。 そしてカインが遊び場に選んだのは、町から少し離れたお花畑に来ていた。 そこをゼロとメルは元気一杯に走り回っている。 「パパ~!!!」 メルが走ってカインに近付いてくる。 「あぁ~ごっさ(何語だ?)可愛い!!!」 カインはメルを見て一頻り身悶えた後、駆け寄ってきたメルの頭を危険人物並みの顔で撫でながら聞く。 「どうした~?」 メルは手を後ろに回しながらモジモジしている。 (俺もうロリコンでよかです!!!) 「パパにこれあげるね」 メルがカインにあげたのはここのお花畑で作った花輪。 カインは今にも昇天しそうな表情でメルを見ている。 (実の娘にキュン死にとかヤバくね!!?)
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