‡先天属性‡

2/22
12047人が本棚に入れています
本棚に追加
/700ページ
翌朝、ゼロの朝はアーリーモーニングティーから始まる……わけがなかった。 「起きろゼロ!!!」 「ぐふっ!!?」 翌朝、ゼロの朝はシンのフライングボディプレスから始まった。 しかも鳩尾にシンの膝がめり込んでいる。 「いい度胸だな貴様……」 「あ、あれ……ゼロさん? は、はは話し方が変わっていますよ?」 シンがゼロの異変に気付いた時には後の祭りだった。 シンは部屋の隅で生ゴミに分別され捨てられていた。 ゼロはイライラを抑えながらモーニングコーヒーを飲んでから寮を出た。 シンはモザイク無しではお見せ出来ない姿で放置されている。
/700ページ

最初のコメントを投稿しよう!