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とどのつまり、藍川さんの外見は僕みたいな奴には好意的に受け止められるし、わからないやつにはわからないのかもしれない。
そこまで考察したところで、つまり鈴木はわかりにくい可愛さをもつ藍川さんの可愛さに気がついたんだよな、と思い改めて尊敬した。
僕は友人二人を尊敬している。鈴木の行動力や斎藤の知識の豊富さに。
そうこうしていると授業は終わり、僕たちは席を近付けて弁当を広げた。
この学校は給食は無くめいめい弁当や購買で買うなどしている。
藍川さんも数人のグループで席をくっつけて食べていた。大人しそうな子達だった。
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