カサブタ

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やがて雨は止み 帰り道に陽が差して 私を呼んでいる 踏み出した感傷に溺れるのはもう 終わりにしようと この傷が癒えて跡形もなくなれば 痛みも消える その頃君は他の誰かに恋して 大勢の中の一人になって 遠く消えてゆくこと 未だ認められなくて END
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