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オレと少年―フレアとの暮らしが始まった。
フレアがオレの所に来て、一週間。
「リュオナさん!助けて下さい!お・・・狼ですよ!ねぇ、リュ・・・わぁぁぁぁぁ!」
「・・・ハァ・・・仕方ないな。フレア、こっちにおいで。」
狼に追い回されるフレア。当然、狼のスピードに勝てる訳がない。
守らない。
そう決めたのに、フレアのある一定の顔が見たくてつい、助けてしまう。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ。ありがとうございます。」
ニコォ・・・
う・・・可愛い過ぎ💧
この顔だよ。
可愛い笑顔。
元々可愛い顔立ちのフレアが、可愛く笑うもんだからつい、助けてしまうんだ。
可笑しい・・・。
オレは病気か?
フレアに触れたい。
フレアをオレのモノにしたい。
フレアの・・・可愛い笑顔が見たい。
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