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一週間前、僕は両親に捨てられた。
居場所を無くした僕は、今リュオナさんの腕の中で眠ろうとしてる。
暖かくて、安らげるリュオナさんの腕の中。
噂なんて宛にならないんだね。
恐くて、人を寄せ付けないんだって、言われてた。
でも、実際は優しくて、普通の人と変わらない。
見た目は恐いけど、綺麗な白銀の髪と炎のような真っ赤な瞳が、僕にとってはすごく落ち着く。
何でかな?
リュオナさんにもっと触れて欲しいよ。
もっと僕を強く抱き締めて欲しい・・・。
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