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「フレア、今日はイヤな客が来るから気を付けろ?」
「イヤな客?」
はぁ~・・・よりによって今アイツが来るとは・・・
フレアはアイツ好みに可愛いから、きっと襲われるだろうな。
・・・あ?
んでオレがそんなこと気になるんだ?
「リュオナ~?」
「来たか・・・って、フレアを離せ!変態キオ!」
つか、いつの間に来たんだよ!
今日、オレん家に来たコイツは、キオ・リザーブ。
オレと同い年で、かなりの危険人物。
この森に住むオレに唯一、会いに来る。
簡単に言えば、単なる物好きな変態。
「リュオナさん、助けっ!やぁ!・・・ちょっ!どこ触って!」
「(オレの)フレアに触るんじゃねぇよ!変態キオ。」
ケラケラ笑ってんじゃねぇよ!
アレ?
()の中おかしくないか?
オレの?
・・・何考えてたんだよ。オレのフレアって・・・。
まぁ・・・いつかオレのにするけど・・・。
って、違う!
キオの仲間入りしてどうするんだ!
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