【囚われた蝶 見初められた蜘蛛】

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羽揚族【シーフ・G(グロウ)・テーベ】 194㎝ 72㎏ AB型 28歳 実はヴァンヘン教会に勤める司祭が造った人造人間。 ノアールの母親を殺した張本人。 以後ノアールに怨まれる事になる。 七色に輝く蝶の羽根を持ち、自在に空を飛び回る事が出来る。 戦争後中央区のヴァンヘン教会で神父となり勤める。 ノアールが来るまでは郊外にある司祭が管理する家に一人住まいだった。 戦争に加担し何の罪もない人々を殺した事により、罪の意識に苛まれる羽目になり自殺願望を持つ様になった。 幼いノアールに何かを感じた模様。 元々人を殺める事は苦手。 家事は一切出来ない。 料理を作れば台所が爆発、掃除をすれば物が大破する。 教会での勤務時のみ、拭き掃除だけ出来る。 ノアールに再び出会い、殺して貰いたがったが、別の感覚が芽生えた模様。 基本は無口で無表情。 小動物や子供が好きな穏和な性格。 【作中に活かせなかった設定】 ぶっちゃけドM。 痛みも快感に変える素晴らしい身体の持ち主。 作中にてノアールに「変態」と呼ばれているが、あながち嘘ではない様だ。 実は飛龍に片思いをしていた時期がある。 羽揚族は蝶がモチーフになっているが、七色の羽根を持つのはシーフを含め10名程度しかいない。 他の羽揚族は黄色、白、蒼、紫、緑、黒等2~3色の羽根が一般的。 当然蝶が眷属で自由に操作可能。 何年かに一度は彼らも脱皮し大きくなる。 羽根には鱗粉が付いており、防水仕様になっている。 ちなみにシーフが持つ羽根の効力は以下の七つ。 眠り粉、痺れ粉、毒粉、催眠粉、癒し粉(簡単な治療薬となる)、誘導粉(フェロモンの事。他の蝶を操るのに使用)、粉塵(火又は摩擦熱で爆発する) 造られてからは他の人造人間と共に孤児院で育った。 司祭は実の父親の様に慕っている。 【他者との関係】 ノアール→何時も言動や仕草に惑わされる。 ローズ→可愛らしい女性。 飛龍→特別な人。年下だが頼れる存在。 メイビル→穏やかで聡明な人。 ヴァルフォース→嘘を吐かない誠実な人。 アーマクリス→頭が良く優しい人。 フィン→残念ながら出会った事がない。名前だけ聞いていた。
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