第1話 ハート

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すると、新一は何人もの女達を虜にした笑顔で、携帯を流奈に返した。 「ほんっと!ありがとうございました! さようなら!」 流奈は笑顔で挨拶して、美術室を後にした。 「うーん。どっかで見たと思ったら…やっぱりあの子か。 でも…俺の笑顔で落ちなかった子、初めてかも… 桧山流奈ちゃん… 気にいっちゃった♪」 新一は、誰も居ない美術室で一人、黒い笑みを浮かべていた。
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