二人の日常

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暑く、焼き付ける陽射しのなか、飛び込み台から勢いよく彼女は飛び込む。飛び込んだときに舞い上がる水しぶきを見ていて思った。 何回目だっけ? ゆっくりと水面から上がってくる千清(ちせ)を見つめると、その視線に気づいたのか、微笑みをこちらに向けた。 暑さのせいもあって余計にクラッとくるものがあり、ふざけた感じで簡単なポーズをとり投げキスをされ瞬間、倒れた。そんな僕を見て一言。 「エロスケ!」 ごもっともです。 ただ今本日最高気温のなか、さて千清は今日、どんな宿題を課すんだろうか。
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