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――今日の委員会は最悪だった。議題は明確なはずなのに、彼らの討論の歯切れの悪さといったらない。お陰で、３つのテーマのうち１つしかまとめることができなかった。
…ああ、なんて理解の浅い人種だろう。
委員会を終え、役員に対して軽蔑にも似た感情を抱いた時、ふいに、俺は飼育小屋のことを思い出した。定められた小屋掃除のこと――確か、今日は立花がその担当だったはずだ。
腕時計の針は、もう６時を刺そうとしていた。校舎の窓から、濃い陰影を浮かび上がらせている飼育小屋に人影を見つけたのは、丁度その時だった――。
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