§転入生はアイツ

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      「しかも俺たちさ~!」     …まだ喋り続けるか‥この男!!!(怒         ドゴォッッ…         「み…みぞおち…!!;;」     私のパンチが見事、翔矢のみぞおちにヒットした。         同時に私は踵を返し、     「相変わらず軽いのね、」     とだけ言って その場を去った。         最悪な奴が来ちゃったなあ…;;                 そのころ翔矢は…     哀れむような周りの視線など気付かず、 廊下に座り込んだままだった。       「なんだよ…あいつ‥」     俺が本気なことくらい知ってるだろ…?       本当は親の転勤なんかじゃなくて   無理言って一人暮らししながら     “瞳と同じ高校”に通い始めたのに―…      
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