第一章

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 よし、いっそのことキャンディを食べてみよう!  悩んでいても仕方がない。食べれば何か起こるかもしれないし、ただの杞憂で終わるかもしれない。前者なら、それはそれで面白いじゃないか。  そんな軽い気持ちで口に放り込んだ。 パクッ 「………」  何も起こらない。やはりただのキャンディだったか。  ……悩んでいた自分が馬鹿みたいだった。さっさと寝よう。
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