第一章

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 こいつわざとかこの野郎服は汚れて結局触れずにこの有様かこの有様なのかこれはあれか俺に対しての挑戦なのか、と自問していると猫が何かを落としてきた。  落としてきたという表現は、落ちてきたというよりも、前足でちょいっと蹴った感じが落とした様に見えたからだ。
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