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あの夜の海の日から毎日私の頭の中にはSさんがいた。
恋してると気付かずに…
ある日、私がコーヒーレディの仕事をしてるとEの仕事の親方に会った。
挨拶した後、私はとんでもない言葉を聞いた。
「あいつは元気か?」
「ええ、元気だと思いますけど…」
『なんで私に聞くの?Eに毎日会ってるんじゃ?』
「あいつ仕事に来んようになったけんのぅ」
えっ?私知らないよ!!
親方に正直に最近Eと連絡がつかない事を話した。
最後にEに会ったその日、確かに仕事に行きたくないとか言ってたけど…
仕事が終わってみんなで飲んでる時にEが親方に口答えした為、親方が怒るとそのまま帰り、仕事に来なくなったらしい。
親方に今ならまだ許すから、仕事に来るよう伝えて欲しいと頼まれた。
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