──3.

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    夜は、嫌いだ、 孤独に感じるから、   俺はそれを振り切るように、まだ少し肌寒い夜の道に足を踏み入れた。           「さっむ…」     家を出て近くの海にきた。     波の、音。 さざ波をたてる海に映る月は、とても、綺麗。       さっきまでざわついていた心が穏やかになっていく。         心が、洗い流されているみたいだ…    
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