旅立ち

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俺は…離れる淋しさもあったが…ユキが幸せにユックリと暮らせるなら…と思い!   「ヨロシクお願いします!」と頭を下げた。   Mさんは…「じゃあ、明日の夕方、帰る時に連れて帰るよ!それまで別れを惜しんでくれ。」   そう言い残すと、作業所の方へ消えて行った。   俺は、ユキを抱え…「ユキ、良かったな!もう車の中の生活とも、オサラバだな…」と言った。   ユキは、ペロペロと顔を舐めて来た。
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