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メンバー全員がサンをみると。
サングラスを投げ捨てたサン。
「沼田!」
こんな単純なミスをおかすなんて、何か狙いがあるのか?
沼田は策略家だから、気をつけないと。
油断大敵だ。
「やっぱりナイツ、お前は消しとくべきだった」
沼田は観念したのか、堂々としていた。
「嘘だよな?今回の抗争を仕組んだのは、お前じゃないよな?」
副リーダーは問いかけた。
「俺はテメーら二人を仲間と思っている。嘘じゃない」
リーダーと副リーダーのことを言っている。
「けどな、それと同時に妬ましかった。憎悪が知らないうちに、ふくれていった。ギャングになったからにはリーダーに、なりたかった」
複雑な心境だった。自分のなかの野心が 暴走していき。歯止めがきかなくなった。
全員が見守る中で沼田が話。
「ナイツ!特にテメーが目障りなんだよ」
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