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「わからないから、調べてるんだろ」
ワガママ姫は別の方向をみていた。
「話を聞けよ」
自分勝手だな。
「じゃーあれ何?」
ワガママ姫が俺の方に指さした。
「なにがだよ?」
後ろから急に音がした。
「なんではやく言わない」
車の音、黒い車に気をつけろ。
「ブォーン」
おかしいな?一度に二つの都市伝説。
「走れ!」
別名デスキラーカーと呼び名がある。
暗黒の車で相手を永遠に追いかけまわす。
永遠、そう死ぬまでってこと。
「なんで走らないと。いけないのよ?」
はいはい。まったく手間がかかる奴だ。
「走ってください。お願いします」
何でコイツ、上から目線なんだよ。
「別にいいわよ」
二人とも走る。ゴーストタウンから出るまで追跡される。
道路を猛スピードで走ってくる。
とりあえず民家に誘いこみ。まくしかない。
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