キラー・ザ・サード

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暗闇のなかで身を潜める。息を殺した。 このままだと逮捕される。リーチがかかってるから鑑別所にいれられる。 「トランクをみせてください」 やばい警察にバレた。 「NOよ」 姫夏のこえがする。 「いいから」 あれ声がしない。 しばらくすると車ははしりだした。 権力でどうこうできる問題じゃないしな。 暗闇の中は息ぐるしい。トランクが開いたのは数分後だった。
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