君と夜空と坂道と

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君と夜空と坂道と

 ボク達は そう、ボク達は  遠回りをするのさ ただ夜空を見つめて  長い坂道を下がった場所には  想い出と呼べる景色があり  それは不思議な昔話で  書き込まれたフィクションのように  思いがけない二人のシナリオ  時はただ止まらず記憶を刻んだ  ねぇ、悲しみは そう、悲しみは  同じ向きじゃなくて  ボクらしく そう、キミらしく  ただ夜空を見つめる  今、微笑み返した あの日と違う色で…  そこには確かに二つの影が  夢を語ってた未来の地図  それはおとぎの国の話で  グリムさえも夢に見ぬような  語り尽くせぬ空白の距離が   早すぎて遅すぎた辞退を嘆いた   ねぇ、切なさが そう、切なさが  この空を飛び越え  ボク自身 そう、キミ自身  その「何か」を感じた  仕草に映す Ah-- 心のサインが  今、表情を見せた あの日と違う色で… ねぇ、悲しみは そう、悲しみは  同じ向きじゃなくて  ボクらしく そう、キミらしく  ただ夜空を見つめる  今、微笑み返した あの日と違う色で…
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