青森

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とりあえず娘を抱きながら部屋に戻り、成り行きで店長も部屋へ。 事情を説明して、ついでに…と朝ごはんを。 お味噌汁を出しながら、なんか変なことになったなぁと思っていると、娘の様子が変わった。 「猫ちゃんは?猫ちゃんどこ?車にひかれちゃったの?」 あ、そういえば猫の姿が見当たらない。 「えぇっ!猫!?気づかなかったよ、車の近くにはいなかったけどなぁ。おじさんよく見てきたつもりだったんだけど」 「平気ですよ、轢かれたようには見えませんでした。たぶん逃げて行ったんでしょ」 グズる娘をなだめながら、昨夜やってきた猫の話をしていた。 「そういえば、車の下を確認してた時にコレ拾いまして…同窓会のハガキですかね?タイヤの跡と猫の噛み跡が付いてますが…」 あ…忘れてた。 そんなの届いてたわね。 「すいません、何でもないんですよ」 …と、ハガキを受け取ろうとすると…
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