8人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
青の梯子
幾重に鍵を掛けるTrueth
もう触れたくない
抱かれて眠る
あの穏やかな心地さえ
薄れかけてゆく…
眩く天上(そら)の青
アナタに沿って手探る
愛されるほど体中
激しく口付けていたいのに
拭いきれない記憶の雨に
溺れたまま ただ俯せる…
何度も見る
夢の色さえMonochrome
酷く滲んでゆく
想えば想うだけ躊躇いに
壊れてしまう虚ろの夢…
眩く天上(そら)の青
アナタに沿って手探る
許されるなら 今以上
揺るがない愛に羽織られて
言葉よりも肌の温もり
他の何も見えないくらいに
包まれるまで…
愛し合うなど もう二度と
頼らないつもりでいたのに
雲間に零れる光 一片
はぐれた心まで届いて…
最初のコメントを投稿しよう!