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クルミが快方へ向かっているのが、手に取るようにわかった
鳴き声も、大きくなってきた
ヨタヨタと歩いていた足取りも、しっかりとしている
食事の支度を始めていると、〔早く〕というのか私の傍で鳴く
食事を用意すると、一目散に食べ始める
チビ太は相変わらず、クルミが食べるのを、見守っていた
クルミは食事が終わり、前足を上手に使い顔をあらう仕草をする
毛づくろいをする
その間、チビ太が食事する
そして… 2匹は寄り添うように寝る
この頃から、私はクルミに暗示をかけるように、クルミを撫でながら言葉をかける
【いっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい寝て、早く大きくなるんだよ】
毎日毎日、何度も言葉をかけた
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