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2006年夏
日差しが照りつける日だったと記憶している。
私は勤務をしていた。
とても暇で、暑さでボーとする。
お客も疎ら、2冊買った本も読みおわり、唯一楽しみなラジオ番組を聞いていた。
🎶Night Of Fire…
突然の📲着信にびっくりした😵
この着信音は長男だ‼
ガチャ…
私:『はい』
長男(以下、長):『もしもし、母さん❗あのさー 猫飼っていい?』
私:『はぁ? 猫ならチビ太がいるでしょ? 無理✋ 無理✋』
チビ太… そう、我家には1歳の♂猫がいた。
長:『大丈夫だって‼ この猫を見たら、母さん飼いたくなるって❗ とりあえず、仕事終わったら母さんの職場に行くわ‼ じゃ✋』
ガチャ💥💥
電話が切れた😣
それから数時間後、長男は1匹の猫を連れて職場に来た
足先と耳先が少し黒、他は真っ白で生まれて間もない猫だった
目は少し開いていた
抱いてみた
〔小さい〕
手の平に乗るのがやっとの子猫
初めてあったこの猫が愛おしく思えた
長男に告げた
私:『家に連れて行きなさい。チビ太に気をつけて見てね』
長男の顔が、不安から笑顔になり急いで家に帰って行った
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