186人が本棚に入れています
本棚に追加
( ´_ゝ`)「外は寒かったろ?ほら、ココアだ」
温かい湯気をあげながら、仄かに甘い匂いを漂わせるそれを彼女に差し出した。
(*゚ー゚)「わあ、ありがとうございます」
華奢な腕を伸ばし、それを受け取り、ふうふうと冷ましながら彼女はそれを口に含んだ。
(*゚ー゚)「あちちっ」
そう言った途端彼女は誤ってカップを落とした。
(;´_ゝ`)「あっちゃああああああ!!」
あろうことか、カップは見事に私の腿に当たり、中身をぶちまけた。
(#´_ゝ`)「てんめ、こんにゃろがあああ!!」
余りにも唐突だったため、つい彼女に怒鳴ってしまった。
(;*゚ー゚)「あっちゃー…ご、ごめんなさいっ」
そう言って彼女は慌てて私に近寄り、座り込んだ。
( ´_ゝ`)「全く、君って子は……んん!?」
(*゚ー゚)「ごめんなさい…教授…」
どこからか取り出したハンカチで、私の腿を拭く彼女を見下ろした私は固まってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!