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病院に着くと診察室ではなく、いきなり陣痛室へと案内された。
今日は休日だから仕方ないのかな?なんて軽く考えていた。
看護士が現れ
「じゃあ、どんな状況か診てみるから下着取って寝てみて」
「は~い」
すると看護士は手袋をはめて私の中にグイグイ指を入れて来た。
そして遠慮なく、かき回す。
今まで悩まされていた、よく分からない痛みの中で一番痛い。
これが俗に言う『グリグリ』というやつなのだろうか?
逃げ惑う私の腰を押さえつけて
「子宮口のチェックをしてるんだから我慢して」
と怒られてしまった。
多分20秒くらいの出来事だったはずだが私にとっては1分近くに感じた。
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