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~別れポイント~
小十郎「政宗様とはここで離れたのだ」
刀鍛冶「…。」
刀鍛冶が小さく震えだした
小十郎「…この辺りみたいだな。禍々しい力…僅かだが感じる。
隠密部隊。見つけたところへ案内しろ。」
隠密部隊「はっ!」
小十郎たちはゆっくりと崖を下り始めた。
小十郎「刀鍛冶。これだよな…。おめぇが言ってた…」
刀鍛冶「はい…」
下りきったそこには川が流れていた。川を見て絶句していた。
小十郎「こりゃ…一体…」
小十郎たちが見たのは川の一部が焦げたように円形に黒くなり、そこを水が避けるように流れていた。
そしてその中心に政宗の兜があった…。
刀鍛冶「間違いありません…。もっとも恐れていたことが起きてしまったんです…。」
小十郎「政宗様…。」
小十郎は自分の無能さに震えていた。
隠密部隊「小十郎様!政宗様の目撃情報が!」
小十郎「どこだ!」
隠密部隊「最北端の町、蝦夷です。」
小十郎「急ぐぞ!」
伊達軍「おぉう!」
刀鍛冶「私もいきます。自分の過ちに終止符を打ちます!」
急げ、蝦夷へ
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